平成29年度開発協力プレスツアー

「現地メディア向けプレスツアーを行いました」
 
 
2018年3月29日,現地メディア向けプレスツアーを実施しました。イスラマバードに拠点を置く,新聞社や通信社の記者計8名が参加して,日本政府によるパキスタンの開発支援事業の例を視察するためにパンジャブ州のファイサラバードを訪問しました。

このプレスツアーは,日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やし,パキスタンの政府関係者,知識層及びパキスタン国民への情報発信を強化するためのものです。

メディア関係者一行は,ファイサラバードの上水道改善事業(無償資金協力)及び灌漑設備改善事業(有償資金協力)の現場を視察するとともに,パキスタン政府の事業実施機関から事業に関する説明を受けました。

 
(上水道改善事業)
 
メディア関係者一行は,まずファイサラバード水道公社の事務所を訪問し,同公社の役割や同公社に対するこれまでの日本の支援などについて説明を受けました。特に「ファイサラバード上水道拡充計画」という日本の無償資金協力支援事業について,重点的に説明を受け,質疑応答も行いました。その後,同計画のプロジェクトサイトを3つ訪問し,日本の支援によって設置された取水設備や送水設備などを視察しました。この視察を通して,ファイサラバード水道公社が数多くの支援をJICAから受け,日本の支援によって上水の取水,配水,浄化などの過程が改善されたことが確認できました。
 



 
(灌漑設備改善事業)
 
また,メディア関係者一行は,ファイサラバード灌漑局の事務所も訪問して,灌漑局がこれまで受けたJICA支援事業について説明を受けました。特に「パンジャブ州灌漑システム改善計画」という日本の有償資金協力事業について重点的に説明を受け,質疑応答を行いました。灌漑局によれば,日本の支援事業のおかげで,農民が利用できる灌漑用水の量が増加して,作物の収穫率も向上したとのことです。
 
 ファイサラバード灌漑局の事務所訪問の後は,「パンジャブ州灌漑システム改善計画」のサイトを視察して,日本の支援によって整備された設備の機能などについて説明を受けました。


 
 
プレスツアー後,ツアーに記者が参加した新聞社は,数々の関連記事を掲載しました。多くのパキスタン国民が目にする新聞各紙で日本の開発協力事業が取り上げられたことによって,パキスタン国民の日本の開発協力事業への理解が促進されたといえます。





(了)