F7地区ジンナーマーケット付近における偽警官事件の発生について
平成29年1月18日
在留邦人の皆様へ
1 1月5日午後7時頃、イスラマバード市F7地区を南北に走るMarvi Roadにおいて、当地イタリア大使館員が同地近傍の自宅より近くのレストランへ徒歩で外出したところ、後方から来た車の助手席の男より声を掛けられました。その男は警察官であると名乗るとともに身分証明書を提示した上で、警備上の理由として身分証明書の提示をするよう求めたため、同大使館員が財布に入った身分証明
書を出したところ、男達はその財布を強奪するとともに、ジンナーマーケット方向に逃走したとのことです。また、同月11日にも、中国人男性が、同様のMarvi Roadを車で走行中、同種の手口により、現金を強奪される事件が発生しています。※別添1「事件発生現場」参照
2 現在までのところ、上記1と同様の事件に遭遇又は被害にあったとの邦人からの報告は確認されていませんが、過去には、所持品検査の隙に、金品を抜き取る事件や強盗事件がイスラマバード市及びラーワルピンディ市内において発生しております。また、報道によると、同種の手口による金品強奪事件は昨年もブルーエリアで発生しており、パキスタン人が被害に遭っています(この際犯人は、偽の警備員の制服を着用し犯行に及びました。)。
3 こうした偽警察官等と思われる者からの声掛け事案については、過去にも発生していますので、在留邦人の皆様におかれましては、万一、警察と思われる人物から身分証の提示などを求められた場合、特段の事情がない限り、出来るだけ距離を置くことにつとめ、それでも執拗に接近してくる場合は、以下の内容を参考にした対応をお願いいたします。(徒歩の場合)
(1) 先ずは身の安全を確保するため、不用意に逃げることなく、相手の要求を確認する。
(2) 相手の身分証明書の提示を求め、これを確認する。
(3) ドライバー等が付近にいれば、助けを求める。
(4) 所持品検査には安易に応じず、鞄、財布等を相手には渡さない(チェーンなどで脱落防止をすることも有効)。
(5) 相手の言動等に不審な点が認められたときは(特に私服の場合は注意),「最寄りの警察署(別添2「警察署所在地」参照)において話を伺う」と伝え、相手とは別行動(相手の誘導には従わないこと)により近隣の警察署に赴き、同所にて話を聞く。
(6) それでも相手が要求に応じない場合や、さらに何らかのトラブルに発展することが予想される場合には、日本大使館(代表電話051-9072500)まで御連絡ください。
(7) 大量の現金及びクレジットカードは持ち歩かない。(車両の場合)
(1) ドアロック及び窓が閉まっていることを確認し、相手からの質問等は、基本的には無視をする(今回の様な犯罪は一般に車両の停止状態を狙い犯行に及ぶことから、信号等で停止する際は、不審者の接近を回避するため、車一台分のスペースを確保し、車を移動できるようにすることも有効)。
(2) 万が一の事態(武器等を使用するケース)に備え、差出用の財布を別途準備しておくことも有効です。
(3) 大量の現金及びクレジットカードは持ち歩かない。
以上
在パキスタン日本国大使館
~大使館からのお知らせ~
(F7地区ジンナーマーケット付近における偽警官事件の発生について)
1 1月5日午後7時頃、イスラマバード市F7地区を南北に走るMarvi Roadにおいて、当地イタリア大使館員が同地近傍の自宅より近くのレストランへ徒歩で外出したところ、後方から来た車の助手席の男より声を掛けられました。その男は警察官であると名乗るとともに身分証明書を提示した上で、警備上の理由として身分証明書の提示をするよう求めたため、同大使館員が財布に入った身分証明
書を出したところ、男達はその財布を強奪するとともに、ジンナーマーケット方向に逃走したとのことです。また、同月11日にも、中国人男性が、同様のMarvi Roadを車で走行中、同種の手口により、現金を強奪される事件が発生しています。※別添1「事件発生現場」参照
2 現在までのところ、上記1と同様の事件に遭遇又は被害にあったとの邦人からの報告は確認されていませんが、過去には、所持品検査の隙に、金品を抜き取る事件や強盗事件がイスラマバード市及びラーワルピンディ市内において発生しております。また、報道によると、同種の手口による金品強奪事件は昨年もブルーエリアで発生しており、パキスタン人が被害に遭っています(この際犯人は、偽の警備員の制服を着用し犯行に及びました。)。
3 こうした偽警察官等と思われる者からの声掛け事案については、過去にも発生していますので、在留邦人の皆様におかれましては、万一、警察と思われる人物から身分証の提示などを求められた場合、特段の事情がない限り、出来るだけ距離を置くことにつとめ、それでも執拗に接近してくる場合は、以下の内容を参考にした対応をお願いいたします。(徒歩の場合)
(1) 先ずは身の安全を確保するため、不用意に逃げることなく、相手の要求を確認する。
(2) 相手の身分証明書の提示を求め、これを確認する。
(3) ドライバー等が付近にいれば、助けを求める。
(4) 所持品検査には安易に応じず、鞄、財布等を相手には渡さない(チェーンなどで脱落防止をすることも有効)。
(5) 相手の言動等に不審な点が認められたときは(特に私服の場合は注意),「最寄りの警察署(別添2「警察署所在地」参照)において話を伺う」と伝え、相手とは別行動(相手の誘導には従わないこと)により近隣の警察署に赴き、同所にて話を聞く。
(6) それでも相手が要求に応じない場合や、さらに何らかのトラブルに発展することが予想される場合には、日本大使館(代表電話051-9072500)まで御連絡ください。
(7) 大量の現金及びクレジットカードは持ち歩かない。(車両の場合)
(1) ドアロック及び窓が閉まっていることを確認し、相手からの質問等は、基本的には無視をする(今回の様な犯罪は一般に車両の停止状態を狙い犯行に及ぶことから、信号等で停止する際は、不審者の接近を回避するため、車一台分のスペースを確保し、車を移動できるようにすることも有効)。
(2) 万が一の事態(武器等を使用するケース)に備え、差出用の財布を別途準備しておくことも有効です。
(3) 大量の現金及びクレジットカードは持ち歩かない。
以上

