赤松大使着任の御挨拶

赤松大使着任の御挨拶
   
この度、駐パキスタン日本国大使として着任いたしました赤松秀一です。
イスラマバードに到着してまだ一週間ではありますが、パキスタンの人々の親切なもてなしと優しさに触れ、とてもうれしく思っております。
また、パキスタンが豊かな歴史と多様な文化に恵まれたダイナミックな国であり、2億5千万人という人口を抱え非常に大きな潜在力を持っているということも実感しています。
 
日本国大使として、私は両国の人と人との結びつきの強化に邁進してまいります。
日本とパキスタンとは、両国が外交関係を樹立した1952年に遡る相互協力及び敬意に基づき、長きにわたる友情を享受しています。
本年は日本が対パキスタン政府開発援助（ODA）を開始して70周年に当たり、日本は現在も多くのプロジェクトを実施しております。
私は、このような真にパキスタンの人々の生活を改善する開発協力を維持・拡大していきたいと考えています。
 
パキスタンには既に多くの日本文化ファンがいることは大変ありがたく、両国間の交流を強化することができれば、日本人のパキスタン文化ファンも増えるだろうことは間違いありません。
来年には日本は大阪・関西万博を主催しますので、これが両国間の交流の活性化に繋がることを願っています。
 
今後多くの方々とお会いし共に取り組んでいくこと、そしてパキスタンの魅力を開拓していくことを大変楽しみにしております。
どうぞ皆様からもお力添えをいただけますと幸いです。
 
 
パキスタン駐箚日本国特命全権大使
赤松　秀一

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